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【コラム】セックスレスが原因で起こる問題とは?

そもそもセックスレスとは?

セックスレスとは、これといって特別な事情がないのに1ヶ月以上もセックスがない状態で、この先もその状態が続きそうな状況のことを言います。ただし、関係性が良好な場合はこれに当てはまりません。

どちらかが「触れ合いたい」と望んでいるにもかかわらず、セックスに至れない状況がセックスレスだと定義されているからです。

2016年に発表されたアンファー調べでは、 「自分たちはセックスレス夫婦である」と答えた割合は全体で約6割(59.1%)でした。年代別に見ると、30代が47.0%、40代が59.0%、50代が71.3%と、年代が上がるにつれセックスレスの割合も高くなっている傾向があります。また、セックスレスと「夫婦円満度」を集計してみると「自分たちは夫婦円満である」と答えた夫婦でさえも、セックスレス夫婦の割合は52.8%と半数を超えました。そしてもちろん「自分たちは夫婦円満ではない」と答えた夫婦のセックスレス率は85.8%と非常に高い結果でした。

セックスレスになってしまう原因には、仕事や育児による疲労感、ストレス、セックスへの抵抗感などがあると言われています。一度そうなってしまうと、セックスがあった状態に戻るのは難しいのがセックスレスの特徴。

いろいろなきっかけがあり、セックスレスに至るのですが、大まかに「体」「心」「環境」に分類することができます。

セックスレスを引き起こすきっかけ~体編~

セックスレスを引き起こすきっかけが「体」にあるとした場合、考えられるのは年齢や体調、生理不順、自分の体に対するコンプレックスなどです。

年齢を重ねれば体の機能がだんだんと低下していきます。女性の場合は50代を境に閉経を迎える方が増えますが、閉経は女性ホルモンの分泌が極端に減ってしまうことで起こります。女性ホルモンの分泌が少なくなると性欲も薄まってしまい、求められても断ってしまうことが増えるのです。

また、断ってしまうきっかけの1つに体に対するコンプレックスがあります。「パートナーに体重や体臭を指摘された」「膣の締まりが良くなくて集中できないと言われた」など、体のことに対するマイナス発言を受けると、その後のセックスに踏み切れなくなることも。

セックスレスを引き起こすきっかけ~心・環境編~

セックスレスを引き起こすきっかけが「心」や「環境」にあるとした場合、考えられるのは仕事の忙しさや育児疲れ、パートナーに対する不信感などが挙げられます。

仕事が忙しいとパートナーと一緒に過ごす時間をうまく作れず、タイミングを合わせらないことがあります。子育てをしている女性なら生活の中心が子どもになり、パートナーのことは二の次になってしまいます。育児で疲れてしまい、うまく誘いに乗れない日が続くことも。

それでもパートナーに対して愛情があればまだ良いのですが、何らかの出来事で不信感を抱くようになってしまい、セックスが嫌になってしまうこともあるようです。そうなるとセックスレスになってしまいます。

また、本来であればプラスに見える関係が逆にセックスレスを生むこともあります。それが「パートナーを家族と感じるようになること」です。

家族にもいろいろな形があり、異性として求め続けられる方もいれば、親や兄弟に近い感情を抱くようになってセックスすることを考えられなくなる方もいます。

家族として信頼するあまり、一方がセックスに対して抵抗を感じてしまうというのは、なんとも切ないきっかけです。

女性が仕事や子育てを両立させるようになった近年では、仕事のことが気になって妊娠時期を考えるあまりセックスを避け、気づけばセックスレスになってしまったという方もいます。

セックスレスを引き起こすきっかけは、心や体の問題だったり環境だったりと、カップルによってさまざまです。

ささいなきっかけの積み重ねが「セックスレスの原因」になってしまい、不倫や離婚といった大きな問題に発展していきます。

ここからは、セックスレスの具体的な原因を探っていきましょう。

セックスレスになってしまう原因って?

仕事や疲労、スキンシップなどセックスレスになる原因はさまざま。また、複数のきっかけが重なってしまうと、これといった原因を特定するが難しくなってしまいます。

根本的な解決を図るためには、原因を把握する必要があるのです。

まずは、セックスレスになってしまう男女共通の原因について説明していきます。

疲労やストレスが溜まっている

仕事や子育てに追われてしまい、疲労がたまってセックスレスに陥ってしまう可能性があります。疲れがピークに達していると性欲が減少してしまうからです。

とくに共働きの場合、忙しい時期が異なると「求めたいのに応えてもらえない」という状態が続くことも。これが繰り返されることにより、セックスレスへと繋がります。

疲労と同様に、ストレスを多く抱えてしまうと生殖機能を促進してくれるホルモンを抑えてしまうことがあり、セックスしようという気持ちがわきにくくなるのです。

そのため、適度な休憩を取ることがセックスレス解決への糸口になると言えます。

スキンシップが足りていない

日本人は外国人と比べて、スキンシップを取らない傾向があります。

もともとスキンシップを取る習慣がないので、パートナーと一緒にいる時間が長くなるほど特別感がなくなり、次第に相手への興味までも薄らいでいくのです。

寝室を別にしている夫婦の場合は特にスキンシップは減ります。とは言え、相手の寝相やいびきが気になる、生活パターンが異なる、子供が生まれたので添い寝をするため等、安眠するためにあえて寝室を別々にするケースもあります。中でも子供が生まれたのを機に一時的に別室にしたものの、戻るきっかけがなくそのまま…という家庭は多いのではないでしょうか。

解決策としておすすめしたいのは、ささいなスキンシップを積極的に行なうこと。男女ともに「手をつなぐ」というスキンシップは好ましく思っている傾向があります。

手をつなぐことがむずかしければ、マッサージでもOK。「たまには肩でも揉もうか?」と自然なコミュニケーションから始まり、スキンシップにも繋がるため、セックスレスが解消することもあるそうです。

男性に多く見られるセックスレスの原因

精力の減退

仕事疲れや年齢、男性ホルモンの減少などがきっかけで精力が減退することがあります。それによりセックスをしようと思わくなり、セックスレスにつながるのです。

充分な休息を取ったり、精力増進効果のあるサプリメントを利用したりすることがセックスレス解消への近道だと言われています。

勃起不全(ED)

何らかの原因で勃起不全になってしまうと、セックスをしたくてもできなくなり、セックスレスになってしまうのです。

バイアグラなどの治療薬を処方してもらい、一時的に精力を高めるという方法もありますが、原因を特定して解決しないと根本的な解決にはなりません。

また、バイアグラは効果の高い薬なので、体への負担も考える必要があります。

浮気や風俗通い

仕事の付き合い・その場の雰囲気などでパートナー以外の女性とセックスしたことがきっかけで、セックスレスに陥ってしまうことも。

浮気の場合は、体だけではなく気持ちまでも浮気相手に向いてしまうため、パートナーとはかなりの確率でセックスレスになります。

風俗は体だけの関係ですが、新鮮さを求めるあまりにそちらを優先するようになると危険です。結果的にパートナーとのセックスが減ってしまいます。

女性に多く見られるセックスレスの原因

生理やホルモンバランスの乱れ

女性には生理があり、セックスできる状態じゃない場合があります。そのタイミングで男性が求めてきても、応えることができません。

また個人差はありますが、女性ホルモンのバランスが乱れることで精神的に不安定になり、ヒステリーを起こしてしまう人もいます。

男性側がそれを理解していたとしても、一度強く拒まれると「また断られるんじゃないか」という気持ちになり、次第に誘う機会が減ってしまうのです。

性欲のピーク

男性と女性では、年齢によって性欲のピークが違うといわれています。

男性は10代から20代にかけて性欲のピークを迎えますが、女性は30代が性欲のピーク。どちらかが積極的に求めている時、相手はそこまで性欲がなく、セックスに至れない状況が生まれます。

性欲を感じるズレがセックスレスにつながることもあるのです。

体の変化

女性の場合、出産や加齢と共に起こる体の変化でセックスレスになる場合もあります。出産や加齢で膣がゆるくなり、セックスの際に満足できなくなってしまうのです。

また、それを男性に指摘されて精神的にまいってしまい、なおさらセックスへの抵抗が強まってしまうことも。

根本的な解決をしたいのであれば、膣トレなどで膣内の引き締めを図ることが必要です。

また、クリニックで受けられる膣内を引き締める治療はたくさんの種類があります。確実な効果が得られますので、膣トレでは効果のなかった人は検討してみるといいでしょう。

セックスレスになるとどんな問題が起こるの?

セックスレスになると、肌と肌が触れ合う頻度が減るだけでなく精神的にもさまざまな問題が起こります。

愛する人と肌を触れ合わせることは、心の距離に影響を与える行為。これまでパートナーと当たり前のように築いてきた信頼関係も、肌を重ねるたびに精神状態を落ち着けられていたから築けたものなのです。

セックスレスで肌を重ねる機会がなくなると、お互いの心は次第に不安定な状態になります。「相手のことを好きか嫌いか」が原因ではなく、セックスレスのせいで精神的不安に襲われるのです。

しかし、セックスレスになった当人たちは「愛が冷めたのかも」「無意識に嫌いになっちゃったのかな?」という考えにたどり着いてしまいます。

愛せない自分を責めてしまうほどの罪悪感を覚え、次第にネガティブな感情から抜け出せなくなってはいませんか? 罪悪感のせいで、余計にパートナーに触れられなくなってしまう人もいるでしょう。

パートナー以外の人肌を求めてしまうのも、精神的安定を求める心のSOSです。

けれど、浮気をしてしまったという事実に「なんでこんなことをしてしまったんだろう…」と落ち込み、うつのような状態に陥ってしまう方も少なくありません。

では、実際にセックスレスになってしまうとどんな問題が起こり、どんな結末が待っているのでしょうか?

セックスレスを経験した方の体験談を見てみましょう。

case1.妻のことは愛してるけどもうセックスはできない

妻と話し合い、最近レスになりました。結婚してから7年ほど経ちます。結婚してすぐに子供が生まれたせいかずっとレス状態でした。それでも月に1回くらいはセックスしていましたが、もう無理です。

付き合っていたときはそれなりに回数はありましたが、あれはその時だけのものだと妻に言われました。もともと自分は性欲が強いほうでもないと。

今までも何度か夫婦で話し合いましたが、妻はセックスしても気持ち良くないんだそうです。頑張って行為をしていたと言われて、自分とセックス観が合わないのだと痛感しました。

自分は愛しているならお互い求めあうものだと思っていたのですが、妻は違ったのです。

妻のことは愛していますが、相手が苦痛に感じているのならこれから先ずっと妻とはセックスしません。他の女性とすることになると思います。愛する妻と、もっと愛し合いたかったです。

case2.夫の意識が全部集中してくれていた時間だった

自分の性欲が満たされないつらさよりも、大好きな夫の全てが自分に集中してくれていた時間が無くなったのが本当につらくて悲しい。夫の好みの服や下着をつけたりしてみたけど、セックスレスは改善されませんでした。

せめて普段のコミュニケーションを増やしてほしいとお願いしたけど、私から声をかけないとそれすら減ってく…。「ちゃんとするよ」って言ってくれるけど、そのうちまたしなくなるんですよね。もう期待するのも疲れました。夫は私が疲れた様子を見ても不満を感じないみたいですけど…。

ただ、仲が悪いわけじゃないんです。夫は気の合う友人かなんかだと思っているのかもしれません。でも、私が求めているのは愛し合えるパートナー。夫がそうであると信じて頑張ってきたけど、もう限界です。

case3.セックスレスの原因は出産後に拒んだことでした

2人目を妊娠して以来8年間セックスレスでした。レスが続くうちに会話もどんどん少なくなっていき、同じ家に住んでいるのに子ども通じて用件を伝えることもあります。

本気の離婚話もこれまで何度かしていたんですが、結局は踏み切れないまま。レスの原因を直接旦那に聞いたことがあります。向こうが言うには、1人目を産んだあとで私が拒んだのがきっかけだそう。「そのときは心にも体にもそういう余裕がなかったんだよ」と伝えると、「まあそうなんだろうけどさ…」と言われました。

旦那との関係性が一番悪かった時期には、すごく冷たくされたりひどい暴言を吐かれたりしたこともあります。そのことは一生許せないと思います。

でも、このあいだ2人でたくさん話して和解しました。5年ぶりに手をつないで寝たんです。私は性に対して淡泊で、あまり性欲もないから、本当は手をつなぐとかそういうスキンシップのほうが嬉しいんですよね(笑)。ゆっくり関係を修復していける気がしました。

セックスは精神的なつながりを確認するためのもの

セックスレスを実際に経験された方々の話を見る限り、やはり肌の触れ合いがなくなってしまったことで心まで離れたり精神的に不安定になったりする方が多いようですね。

セックスだけが愛情表現ではありませんが、肌と肌を触れ合わせるのはきっと「ちゃんとつながっている」と確認するための行為でもあるのでしょう。

自分やパートナーを不倫・浮気に走らせず、セックスレスで離婚という悲しい結末を迎えないためには、お互いに原因を見つめ直して話し合い、歩み寄ることが大切なのです。

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